神奈川オルタナティブ協議会  【オルかな】公式ブログ

市民団体 神奈川オルタナティブ協議会【オルかな】の公式ブログです。

【オルかな、農業はじめたってよ☆】

今月から、オルかなは貸し農園を借りて、農業を始めることにしました。

藤沢市のコトモファームさんです。(参加は、応援会員さん限定です)

今まで地味にコツコツためてきたお金で、とりあえず1年間、借りることができました。今まで、2014年からイベントに参加してくださったり、会場にて別途寄付をいただいたみなさま、2016年からは応援会員さんになってくださったみなさま、本当にありがとうございます!!

 

これまで、オルかなは、勉強会などのイベントで学ぶ、仲間とつながる、集まる、語る、聴く場を作って来ましたが、日中、外で過ごすこと、太陽をあびてからだを動かすこと、何よりも自然にふれて癒されることを目的に、農業を始めました。全くのど素人集団ですが、「ホームレス農園」著者の小島希世子さんがやっている、コトモファームさん全面協力のもと、楽しくやって行きます。

 


今日は、無事に初回が終了したのでご報告です。




今回は、お借りした区画の草むしりと、「天地がえし」という、土をスコップで掘り返していく作業をしました。

参加者は4名。

写真は、何もされていない農地が変化していく模様です。

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最初はこれです ↑↑ 前に借りていたかたが解約され、そのままになっている農地。
草むしりから始めます。

 

 

 

そして、必死に草をむしったあとがこれ。↓↓

 

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だいぶ、きれいになって、土が見えて来ました。こう見ると、意外に広いですね。

もくもくと草をむしるのは、結構楽しかったです。

 

 

こんなに、草がとれました!!

 

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そしてその後、スコップで耕す「天地がえし」を行いました。

 

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スコップを入れるにも、土が固くて超苦戦!!たくさんの草や根っこ、見たことのない虫?なども出てきました!そして、土が思った以上に深くて、足がもつれまくり!!驚きの連続でした。

 


最後に、むしった草を上からかけて終了です。

 

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これにより、次に来る時までの水分保持をするそうです。なるほどー!!

これから何を植えて行こうか、ワクワクしますね。

 

 

あまり話すことなく、何も考えず集中して作業出来たのが新鮮でした。顔は土まみれになり、全身が筋肉痛です(笑)その日はぐっすり眠れました。また、畑ではそれぞれの性格や特技が垣間見れたのもおもしろかったです。

 

私たちオルかなは、

なるべく医療や薬は最小限に。を理念としてやっています。

 

減薬中のかたや、断薬されたけど不調のかた。また、仕事や生活で疲れたときに畑に来ることだけで癒されたり元気になれるので、まだ医療にかかっていなくても予防や、元気になる場所として。畑や農業には大きな可能性があるなあと、今更ながら、実感したのでした。

 

 

参加したいなあと思ったかたは、オルかな応援会員さんになってください☆イベント会場にて承ります。次のイベントは5月6日のサードオピニオン二俣川です。

 

会員さんだけでなく、オルかなの活動を応援してくださるみなさまからの、別途ご寄付も募集しております。詳細はイベント会場、またはメールにてお問い合わせください☆

al_kana2014@yahoo.co.jp 三橋まで

 

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【こどもの日工作ワークショップ☆一緒にこいのぼりを作ろう!】

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 昨年も同じ工作をやって、大好評だったこの企画☆

今年もやらせていただきます。こどもたちと一緒に、こいのぼりを作ります☆

お気軽にご参加ください。

 

★オルかな×ワークショップでセルフケア8★

オルかなの工作ワークショップで、楽しくセルフケアしませんか?
親子での参加、大歓迎でーす!


「きょうはこどもの日!一緒にこいのぼりを作ろう☆ 」


2018 年 5月 5 日 (土)13:30~17:00


会場:トレアージュガーデン(有隣堂レアージュ白旗店内)
小田急江ノ島線「藤沢本町」駅から徒歩5分

参加費:こども1人100円、おとな1人300円


※事前申し込み不要

主催・問合せ先: 神奈川オルタナティブ協議会【オルかな】三橋 みつはし

al_kana2014@yahoo.co.jp

070-5469-3284 (電話に出られないことがございます。)

【オルかなです。今年度もよろしくお願いします】

お久しぶりのブログです。なかなか更新ができず申し訳ありません。

4月に入りました。オルかなの活動も4年目に入ります。かけがえのない仲間とコツコツと続けてきた、小さな小さな市民団体は、地味に地味に少しずつ、仲間を増やし、このページやブログを通して、イベント会場で、たくさんの人へ発信できるようになりました。

あらためて、オルかなの活動目的をお伝えします。

 

☆私たちの伝えたいこと☆

ストレス社会。毎日、がまんすること、理不尽なことがたくさん。。

ささいなことで落ち込んだり、イライラしたり、からだの調子を崩したり。こころやからだが不調になるのは、誰でも、当たり前のこと。

そんなとき、すぐに病院に行って薬を飲めばいいと思いがちだけど。

実は、過剰な医療や薬によって、より悪化したり慢性化したり、根本的な解決にもならない事実があります。

特に精神薬による【薬害】精神医療や福祉による【人権侵害】は、深刻な問題になっているにも関わらず、病気だから、必要だから仕方ない、という暗黙の了解になってしまっています。

だから、心身の不調があっても、
【なるべく医療や薬は最小限に】して、

これ以上悪化しないように
【仲間とつながりセルフケア】していきたい。

そしてそもそも、医療にかからなくていいように、
【予防していくことの大切さ】も追及し、

かかってから長引いていても、
そこから【卒業したい気持ちを応援】していきたい。

今の医療や福祉の制度を、否定はしません。
でも、新たな選択肢がもっともっとあっていい。

楽しく、でも信念を持って、これからも活動していきます。

オルかなのブログを見に来てくださっているみなさま、いつもありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

神奈川オルタナティブ協議会【オルかな】
代表 三橋淳

【オルかな女子会①、8月に開催しました】

報告が遅くなりすみません。
代表みつはしの都合や多忙により、オルかなの発信や報告が停滞しています。少しずつ、更新していきます。


8月27日(日)午後、希望が丘マナハウスさんにて、第一回オルかな×女子会を開催しました。

 

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参加者は4名。


ゆったりと素敵な空間で、いろんな話ができました。


会場は貸し切りにさせていただき、プライバシーも守られます。講師の看護師りょうさんからは、女性のからだとココロについて、東洋医学の考え方をベースに、男女の違いを多様な視点から情報提供がされました。

 

ネットでよく見る男女の違いマンガ(原始時代が舞台ですごくおもしろい)を、りょうさんと私で読み合わせるという取り組みも。

 


ただただ共感して欲しい、受け止めて欲しい女性と、解決策をすぐに考えて話を終わらせたい男性のやりとりは、なるほどと思いつつ、笑ってしまいました。

 

私は、男性の気持ちのほうに共感しました。女子力が低い!!(笑)参加してくれたみなさま、ありがとうございました。また企画したいと思います☆

 


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マナハウスさんのすてきな空間は、お茶やコーヒー、ハーブティーも飲めたり、キッチンもあります。今後は、キッチンも使ってお料理女子会もいいかも☆


また、マナハウスは最近、薬膳教室や和漢よもぎ蒸しも始めたみたいです。オーナーの郁美さんの心理カウンセリングもほっこり楽しく癒されます。お近くのかた、もちろん男性でも。ぜひマナハウスにお立ち寄りくださいね。

 

www.manahouse3.com

【11月19日、オルタナティブな働き方を考える講演会やります】

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もっと多様な【働く】を知りたい!-好きなことで小商い?オルタナティブな働き方を考えるー

 

 

 

今の障害者の就労支援の現状と課題を知り、それもいいけど、他の選択肢はなかろうか。仕事を自分で作る、小商いはできるのか。


他では聞けない、オルかなだから出来る講演会。みんなでワクワクしながら、自分に何が出来るか、一緒に考えましょう☆

【障害年金と生活保護の勉強会、開催しました!】

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8月13日、予想以上の参加者さんに来ていただきました。会場の席はほぼ満席。「これまで、障害年金生活保護と同時に扱う勉強会はなかった」という声をいただき、ああそうか、そういえばそうだなあと思ったのでした。多くの方に関心を持っていただき光栄です。


ですが、チラシや宣伝に、【卒業を考える】と掲載したので、障害年金生活保護からの卒業ノウハウなどが聞けると思って来られた方もおられました。そういう方たちにとっては、期待した内容ではなかったと思います。


オルかなの勉強会は、疑問に思うこと、色んな選択肢を増やすことについて【考える、意見交換する】ことがそもそも目的です。今後は、誤解のないように宣伝などしていきたいと思います。


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社労士の佐々木さんは、「障害【者】年金と言わないでください。障害年金です」と強くおっしゃいました。誰にでも起こりうる障害の状態に対して、支給される年金なんですと。確かに、障害者年金、と言ってしまうことありますよね?

 


そして、年金には【手入れ】が必要。働けるときは保険料を支払い、厳しい時には減免や免除の申請。手入れ、という伝え方がとてもいいなと思いました。年金の仕組み(保険料だけで賄ってるのではなく、税金も投入されているので破たんはない)や手入れの情報を知っていることがまず大切だなと感じました。

 


必要な時に障害年金を受け取り、その瞬間から今後をどうしていくかを同時に考えること。もらい続けること(障害で居続けること)にとらわれすぎず、多様な生活スタイルや働き方を見つけ、リカバリーしていけたら、権利は残したまま年金の受給をお休み、卒業することもできる、との話は、斬新でした。

 

受給しているかたも支援職も、障害年金を卒業、お休みするという意識はほぼないと思います。日本も多様な働き方が認められ、選択肢が増えれば、障害年金をうまく活用しながら自分らしく働くことが出来るなと感じました。

 


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生活保護スーパーヴァイザーの徳丸さんは、「生活保護利用者さんの多くが、精神薬を飲んでいる」ことへの危機感と、そこからのリカバリーの難しさ、働いた場合の収入認定の仕組み。制度の限界。医師に反する意見をすると苦情が来てしまう現実に悩んでいることなど、ざっくばらんに話してくれました。


でも係長である徳丸さんは現場の若いケースワーカーをバックアップしながら、過剰な医療や支援での囲い込みがないように奮闘されています。


そして、ネガティブな報道やイメージが先行してしまう生活保護制度ですが、実際は、生活保護から就労へつながり自立していく人もたくさんいるし、働きたいと希望する方もたくさんいる、という現状を話してくれました。


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最後は、障害年金生活保護の両方の利用経験がある、エセ湘南ボーイ君の登場です。

障害年金生活保護、両方受け取るとどういう内訳になるのか仕組みのこと、地域によって金額の差があること、働いた場合の収入申告をどうしているか、ケースワーカーとのやりとりのリアルな現状など、詳しく、利用者の立場から話してくれました。


働くとその分生活保護費を返さなくてはならない、という制度の決まりがあり、(全額ではありませんが)それによって働く意欲が低下してしまうのは当たり前のことだけど、でもそれを自分自身がどう受け取り、リカバリーに向けて進めていくのか、自分次第だと思う、という言葉に、感動しました。


「そうやって出来る範囲で就労にチャレンジしても、申告すれば生活保護が切れずに少しずつやっていける、それをありがたいなと思うか、働いても取られる、おかしい。じゃあ働かない、と思うかどうかは、自分次第です」という言葉が、刺さりました。


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どんな人でもそうですが、困難な、納得のいかない状況や人間関係であっても、自分の受け取り方次第、行動次第で周囲の人間関係や環境、体調も変わって来ます。

 

私たちオルかなは、今がとても厳しく、働けないと思っている人や、働きたくないよ、と思っている人へ、無理してでも働こうよ、と言っているわけではありません。減断薬についてもそうです。

 


【働きたい】【誰かの役に立ちたい】【何かしたい】【年金や生活保護から抜けたい】と思っていても、その選択肢がない、または情報がわからないことで現状を維持されているかたへ、多くの選択肢を伝えたい、創って行きたいと考えているのです。

 


今回、二つの制度の知識を深めた流れで、次回は、【オルタナティブな働き方を考える】というテーマで、勉強会を行います。11月19日、ユニコムプラザさがみはらにて。


現在の障害者への就労支援の現状、精神医療との絡みや問題点を知り、オルタナティブな就労支援をしている福祉事業所の職員さんや、おもしろい働き方をしている体験発表も予定しています。ぜひいらしてくださいね☆


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参加してくださったみなさま、ありがとうございました☆


そして長い長い報告を読んでくださり、ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。

 

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【障害年金と生活保護の勉強会、強力な講師陣と、隠れスペシャルゲストの体験発表が目玉です!!13日】

あらためて、講師陣の紹介をします。
特定社会保険労務士、佐々木久美子さん。


障害年金取得専門の、社労士さんです。取得が困難なケースも、細やな証拠集めとご本人への聞き取り、医師への働きかけで、「あきらめない社労士」として名高いかたです。オルかなの応援会員さんでもあります。この国の医療化、精神医療の問題にも意識が高く、オルかなを最初から見守り、支えてくれています。


障害=固定、ととらえがちですが、精神症状や障害については、快復過程や本人の希望に応じて、障害年金も、権利は保証したまま卒業に向けての準備やステップを踏めるそうです。


そして、今回は、そもそも「働く」とは何か。という原則をあらためて確認し、参加者に熱いエールを送ってくださいます。

 


健常者のように元気になって働けばいい、ということでは決してありません。障害年金を取得すると、いつの間にかそれを継続出来るのかという不安や、働くと級が軽くなるからと働くことに消極的になってしまったり、「障害でいること」に固執してしまうのが、もったいない、ということなのです。オルタナティブな働き方にもつながるお話です。お楽しみに!!


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生活保護スーパーヴァイザー、徳丸千大さん。


現在も現場最前線、某役所の保護課係長として勤務されている、ベテランワーカーさんです。

 

ご自身の家族が精神薬の薬害でご苦労されたことから、オルかなとつながり、一緒に福祉職員向けの研修を考えたり、現場への発信や実践を日々熱くされています。

 


生活保護のそもそもの仕組みや、精神医療につながっている利用者さんたちが激増し、悪化していることの現状、自立を阻害する要因を考え、じゃあどうすればいいのか、制度を知り、活用し、卒業していくには。

 


現場職員ならでは、そして精神医療の問題を痛いほど理解している徳丸さんだからこそ、話せるリアルな内容です。お楽しみに!!

 


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そして、最後の最後まで決まらなかった、「制度利用経験者の体験発表」。これがまた今回、素晴らしい内容です。

 


障害年金生活保護、両方を利用経験のある、隠れゲスト、
「エセ湘南ボーイ」君の登場です。(誰やねん)

 


精神医療につながり、障害年金生活保護の利用となると、制度の縛りや偏見から、いろんな苦悩や使いづらさがあります。制度を利用して助かったこと、不便だったこと、自分や仲間たちの現状、そして、これからの夢や希望は。これも、他では聞けない、リアルで聞きごたえのある内容です。

 


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とにかく、この3人が揃うのが、今度いつになるかわかりません。貴重な勉強会です。

 

ざっくばらんに質問もできます。

 


だれでも参加できます。当日は先着30名。
ぜひ、いらしてくださいね☆

 

 

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