【オルかな茶7&プチ勉強会&運営会議4開催しました】
今回から、会場をカフェ2階さんに変更しました。
お借りしたスペースは、とてもアットホームで居心地のよい空間でした。
参加者は12名。初めての場所でなかなか運営が至らず、手狭な中、戸惑わせてしまいすみませんでした。
プチ勉強会「社会から見た精神医療」では、
日本の精神科病床数が世界一多いことや、
入院中の死亡退院者が、全国で毎月2000人近くいること、
日本だけの多剤処方など基本的な問題点に触れながら、
90年代後半からの社会経済状況や、99年に発売された抗うつ薬、SSRIのマーケティングにより、爆発的にうつ病患者が増やされた事実などを、あらためて学びました。
多剤処方事例にも触れ、深刻な副作用被害の現状も学びました。
窮屈な社会が生み出す生きづらさが、
個人の病気として医療につながれ、抜け出せなくなり悪化していった方たちが、
90年代後半から2000年代にかけ、どれだけ作り出されてしまったのだろうと、胸が痛いです。
すぐに何かができるわけではないもどかしさはありますが、
オルかなは今後も、普及啓発と集う場所、
情報交換のコミュニティ作りを地道に継続していきます。
そして、運営会議では、昨年4月からの活動実績を振り返り、今年の活動方針を検討しました。
今年はさらに新たな企画などでチャレンジをしていくこと、
また、拠点確保のための資金集めに向けて、寄付を募ったり、オルかなメンバーの書籍制作や独自セミナーなど開催していくことになりました。
新たな決意を持って、今年も活動を頑張って行こうと思います。
参加してくれたみなさま、ありがとうございました!
次回のオルかな茶は、2月28日です。ぜひご参加ください。