1月22日、「治療より快復を目指す オルタナティブな支援とは」に登壇させていただきました。
まず、全国オルタナティブ協議会代表の中川より、現在のこの国の精神医療と福祉の残念な現状の報告と、これから私たちが、既存の医療・福祉制度を使わない取り組みを始めたい、という提案がなされました。
その後、三橋が「事例からみる、精神医療と福祉の現状ーオルタナティブでやりたいことー」というテーマで、日々勤務する現場で出会う利用者さんたちの現状を報告をしました。
事例を通して今の医療と福祉の問題点を整理、それでも現場で私が微力ながら取り組んでいること、そして今後オルタナティブでやるとしたらどんな取り組みができるか、を考察しました。思いが強すぎ熱くなってしまい、お聞き苦しい点がたくさんあったことを、お詫び申し上げます。
参加者のみなさんは、当事者、ご家族、そして福祉現場の職員や薬剤師のかたまで幅広く、熱心に聞いていただき大変感激しました。
私は久しぶりに県を飛び越えて、新たな資料で講演させていただき、大変緊張しながらも、最後はとても希望のある、わくわくする話ができて楽しかったです。
「批判や問題提起の、その先へ。」今の残念な精神医療と福祉に言いたいことはたっくさんあるのですが、そこに嘆き悲しみ怒っているだけでは何も変わりません。
ですが、だからと言って「被害者を救わなくては!」などというおこがましい「支援したい病」にもなりたくありません。
私たちは、自分たちは無力以外の何物でもないということを認め、支援する側ーされる側、のどちらでもない、【一緒にこれからを創って行く】対等な仲間として、いっぽいっぽ進んでいきます。
今後も各地のオルタナティブ協議会を応援していただけると嬉しいです。
参加してくださったみなさま、そして企画してくれた名古屋オルタナティブ協議会の仲間たち。ありがとうございました!!
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今回のみつはしの講演については、1月29日のオルかな茶にて報告させていただきます。ご興味のあるかたはぜひご参加ください。
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