14名の参加者で、初参加のかたも4名。遠方から来てくださったかたもいました。当事者、家族、支援者(医療・福祉)が立場を超えて集まり、対等に話せる場は他にはないと自負しています。
精神医療体験者からは、これまでの経過や減断薬後の離脱症状や後遺症について語られました。しかしながらそれらのつらい症状は、身体や精神面への現れ方が個別で全く違うので、結局は自分で対処していくしかない現状を共有しました。
ご家族からは、薬を減らすよう家族に伝えたいけど伝わらないもどかしさや、家族が入院中だが住む場所がないことに困っているなど、切実な思いが語られました。
医師をはじめとする医療職は、ひきこもり、生きづらさなどを【病理】としてとらえ、それを治療や支援で埋めようとする。よかれと思ってやっていることも、こちらからすれば上から目線のレッテル貼り。治癒や卒業は想定していないように思えます。
しかしそれに頼り、依存してきた私たち市民が変わらなければ、この現状は変わりません。いっぽいっぽ、まずは自分たちから変化し、自分たちの居場所を作って行きたいです。
次回のサードオピニオン二俣川は6月4日です。どなたでも参加できます。ぜひいらしてくださいね。