神奈川オルタナティブ協議会  【オルかな】公式ブログ

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【障害年金と生活保護の勉強会、強力な講師陣と、隠れスペシャルゲストの体験発表が目玉です!!13日】

あらためて、講師陣の紹介をします。
特定社会保険労務士、佐々木久美子さん。


障害年金取得専門の、社労士さんです。取得が困難なケースも、細やな証拠集めとご本人への聞き取り、医師への働きかけで、「あきらめない社労士」として名高いかたです。オルかなの応援会員さんでもあります。この国の医療化、精神医療の問題にも意識が高く、オルかなを最初から見守り、支えてくれています。


障害=固定、ととらえがちですが、精神症状や障害については、快復過程や本人の希望に応じて、障害年金も、権利は保証したまま卒業に向けての準備やステップを踏めるそうです。


そして、今回は、そもそも「働く」とは何か。という原則をあらためて確認し、参加者に熱いエールを送ってくださいます。

 


健常者のように元気になって働けばいい、ということでは決してありません。障害年金を取得すると、いつの間にかそれを継続出来るのかという不安や、働くと級が軽くなるからと働くことに消極的になってしまったり、「障害でいること」に固執してしまうのが、もったいない、ということなのです。オルタナティブな働き方にもつながるお話です。お楽しみに!!


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生活保護スーパーヴァイザー、徳丸千大さん。


現在も現場最前線、某役所の保護課係長として勤務されている、ベテランワーカーさんです。

 

ご自身の家族が精神薬の薬害でご苦労されたことから、オルかなとつながり、一緒に福祉職員向けの研修を考えたり、現場への発信や実践を日々熱くされています。

 


生活保護のそもそもの仕組みや、精神医療につながっている利用者さんたちが激増し、悪化していることの現状、自立を阻害する要因を考え、じゃあどうすればいいのか、制度を知り、活用し、卒業していくには。

 


現場職員ならでは、そして精神医療の問題を痛いほど理解している徳丸さんだからこそ、話せるリアルな内容です。お楽しみに!!

 


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そして、最後の最後まで決まらなかった、「制度利用経験者の体験発表」。これがまた今回、素晴らしい内容です。

 


障害年金生活保護、両方を利用経験のある、隠れゲスト、
「エセ湘南ボーイ」君の登場です。(誰やねん)

 


精神医療につながり、障害年金生活保護の利用となると、制度の縛りや偏見から、いろんな苦悩や使いづらさがあります。制度を利用して助かったこと、不便だったこと、自分や仲間たちの現状、そして、これからの夢や希望は。これも、他では聞けない、リアルで聞きごたえのある内容です。

 


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とにかく、この3人が揃うのが、今度いつになるかわかりません。貴重な勉強会です。

 

ざっくばらんに質問もできます。

 


だれでも参加できます。当日は先着30名。
ぜひ、いらしてくださいね☆

 

 

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