神奈川オルタナティブ協議会  【オルかな】公式ブログ

市民団体 神奈川オルタナティブ協議会【オルかな】の公式ブログです。

【オルかなが大学の研究に協力しました!】

某大学の研究者からのご依頼あり、オルかなメンバーたちがインタビューを受けました。

代表みつはしはコーディネーターとして参加。これから減薬を目指す人、断薬した人、福祉現場で働く支援職の人など幅広く、インタビューしていただきました。

研究者は、薬物療法に偏りがちなこの国の精神医療と福祉を、どうやったら変えていけるか、どんな仕組みや支援者教育が必要か、を研究テーマとしており、個々の体験談だけでなく、オルかなとしての団体活動についても、大変興味を持って聞いてくれました。

私たちの特徴としては、減断薬の情報や経験は共有し、全ての人に、自分のことは自分で決める権利があることを主張しているけど、かと言って減断薬だけにこだわらず、医療の全否定もしません。

仲間とともに、どうやって快復して行きたいか、どんな生き方がしたいか、一緒に考えながら、楽しく活動しています。みんなが当事者、みんなが支援者。立場の上下関係はありません。

研究者は全国各地でインタビュー調査を行っており、膨大なデータを集めて分析されるそうです。オルかなだけでなく、多くの人たちの声を聴き、分析することで、この国の精神医療や福祉が、社会がどう変わればいいのかを、論文や学会発表にて世に出していただきたいと思います。

今後も、オルかなはこの研究に協力して行きます。結果がまとまりましたら、また報告させていただきます。

インタビューを受けてくれたメンバーからは、

・貴重な機会をありがとう
・研究や、オルかなの役に立てて嬉しい
・多くの人へ精神医療と福祉の問題、オルタナティブ活動が広まって欲しい
・福祉の現場で働いているけど、頑張ろうと思った


など、嬉しい感想をいただきました。
我ながら、オルタナティブ協議会の仲間たちはホントにステキです。


自分のつらい体験を含む、人生を語ることはとても大変なことです。思い出したくないことや、知られたくないこともあったと思います。

それでも、自分の経験が役に立つならと、快く引き受けてくれて、ざっくばらんに語ってくれた仲間たちに、こころから感謝します。



最後に、研究者より、インタビュー後に感謝のコメントをいただきました。

「みなさまの貴重な人生のお話を聞かせていただいたことに心より感謝を申し上げます。成果を世に報告できるよう、しっかりと取り組んでまいります。引き続きよろしくお願いいたします。」



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