毎月、原則第一日曜日に、横浜市二俣川地域ケアプラザにて開催している、「サードオピニオン」会の報告です。
医療のセカンドオピニオンからさらに発展して、あらゆる立場の市民が参加し、みんなで話を聞き、薬物療法に頼らない解決法を考える会です。
さて、今回の参加人数は11名。
中川代表はじめ、減薬中の人、断薬して働いている人、福祉施設職員、ご家族など、多彩なメンバーが揃いました。この会は、減断薬のサポートをメインにしているわけではなく、それぞれが今、何を考えていて、これからどうしていきたいかを語り、聞く会です。
通院、服薬している人が快復していくにあたり、薬のことについては避けて通れませんが、それでも、自分の夢や目標ありきでないと、減断薬も進まないことを、知っているからです。よくわからないまま服薬している人に対しては、なぜ飲んでいるのか、それは本当に必要なのか、どうしたいのかも問いかけます。自分で考えて決める。この過程を大事にしているのです。
今回は、はるばる関西から、精神科医の【小田陽彦医師】が参加してくださいました。たまたま近くで講演会をされる予定があり、オルかなにも立ち寄ってくださったのです。
小田医師は、兵庫県で認知症専門医として勤務されながらも、私たちオルタナティブ協議会とのつながりを自ら持ち、この国の精神医療や薬の問題についてともに考え、活動を応援してくださっています。このような精神科医はなかなかいません。とても嬉しく、心強いことです。
認知症の診療現場でも、安易に薬が使われ過ぎており、小田先生は来る患者さんに対して次々と薬を減らしたり中止しています。そのほうが状態が良くなるからです。
かわりにご家族の関わりかたを伝えたり、デイサービスをすすめるとよくなるんですよ、と話しておられました。
参加者からは、それぞれの体験や服薬の状況など、近況報告がされ、中川代表からは、愛知県や関西支部での動きも教えてもらいました。
愛知のメンバーは便利屋さんを立ち上げたり、無添加のだし粉の製作販売も開始しました。関西では、シェアハウスにできる物件がみつかったとのことで、入居希望者もいることから、準備にとりかかっています。
精神医療と薬、福祉でしんどい思いをしても、快復に向けて自ら動いていけるのです。
神奈川でも今後、シェアハウス開始に向けて動いていくことになりました。
ゆっくりだけど、確実に。別の選択肢を創っていく。
亀の歩みですが、今後ともオルかなをよろしくお願いします。
・・・・
オルかなは、応援会員さんを募集しています☆
会員特典として、オルかな農園への参加、メーリングリストにて情報配信、ポイントカードや会報の発行などがあります。
年会費3,000円です。
また、別途ご寄付もお待ちしております。下記口座までよろしくお願い致します。
・・・・・
ゆうちょ銀行
【〇二八(ゼロニハチ)支店 028 普通 1792616】
市民団体神奈川オルタナティブ協議会
ゆうちょ銀行からは
【記号 10280 番号 17926161】
詳細はご連絡ください。
al_kana2014@yahoo.co.jp 三橋まで