報告が大変遅くなり申し訳ありません(>_<)
昨年の12月に行われました勉強会の報告です。
【高齢者医療・介護の勉強会 IN相模大野 開催しました!】
あいにくの雨の中でしたが、参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました!
オルかなメンバーだけでなく、医療、福祉関係者のかたや学生さん、ご家族や市民のみなさまなど、幅広い立場のかたが、強い関心を持って参加してくださいました。
看護師の福留さんからは、
【現代の高齢者医療で行われている、多剤処方や延命治療の現状と違和感】、
そして現場職員としての【葛藤やもどかしさ、苦しみ】も、真摯に語りました。
では現場で何が出来るのかの提案もしつつ、
【同じ想いを抱える仲間でつながること、社会へ発信していくこと】が、
現場で頑張れる糧になるのだと語りました。
これまでのオルかなでの活動が、まさにそれを実現しています。
同じく看護師のりょうさんからは、
【高齢になるからといって、全ての身体機能が低下するわけではない】という事実、
利用者さんを徹底理解するためには、
【そのかたの背景や歴史に、積極的に耳を傾ける】
ことで信頼関係ができ、結果として忙しい業務もラクになるよという提案、
また、交代勤務の医療介護の現場では、医師や他職種とのコミュニケーションも、
【伝わらなくて当たり前、手順書を作って効率化、可視化】して、
余計なストレスを溜めないように、楽しんで仕事をしよう!
というメッセージを、紙をちぎって折るという斬新なワークショップ(笑)を入れながら語りました。
中川さんからは、
【向精神薬の害についての基礎知識】や、
精神科患者の異常な増加データから読み取る
【抗うつ薬や認知症治療薬を売るための、病気宣伝やマーケティング】、
薬理学と人権擁護の視点から、するどく斬り込みました。
この国の社会そのものが、完全なヒエラルキー構造になってしまっており、
国や政治に訴えることも大事だが、市民が学び自ら創っていく
【オルタナティブ活動】を広げていきましょうと熱く語りました。
会場からも熱心な質問や、
現場職員さんならではの熱いご意見やご感想もたくさんいただきました。
参加者が少人数だった分、十分な意見交換ができたように思います。本当にありがとうございました!
今年のオルかなイベントは、これで終了です。
来年からはさらに新たな挑戦や取り組みも開始します。地味ながらも継続して活動していきますので、今後ともよろしくお願いします♪( ´▽`)
あれ、中川さんの写真を撮り忘れてしまいました∑(゚Д゚)
すみません(笑)