神奈川オルタナティブ協議会  【オルかな】公式ブログ

市民団体 神奈川オルタナティブ協議会【オルかな】の公式ブログです。

【オルかな茶14・運営会議6、開催しました】

オルかなのお茶会、オルかな茶。
今回は、6回目の運営会議を行いました。

今回の参加者は7名。なんと名古屋、そして茨城からはるばる来てくれたかた(しかも2人ともカワイイ女子☆)もいて、とっても濃密な時間となりました。


運営会議では、今年度4月~8月の活動報告と振り返り、今後下半期の活動をどうしていくか、会計について。ざっくばらんに話し合いました。


そして、避けてはならない、「神奈川県立津久井やまゆり園の事件」についても。。


オルかなメンバーそれぞれの思いとこれから。
怒りや悲しみに振り回されない、私たちの考えを押し付けない、地道な、そして現実的な活動をしていくために。今、出来ることを積み上げていく。そんな決意をあらためて確認できた、熱い会でした。


何よりも、「仲間が欲しくて、思い切って来ました」と遠方から来てくれた人。そして、「自分の地域でもオルタナティブ活動を広げたい」、とこれまた遠方から来てくれた人。とっても嬉しかったです。私たちが元気もらいました。


オルかなの活動はまだまだ小さくて、実は外野から色々言われることも多々あります。

さらに今回、やまゆり園の事件を知り、絶望的な気持ちになり、自分たちの活動って意味があるのか、自己満足なだけなんじゃないか、など、代表みつはしは、激しく自問自答しました。

でも、こうやって必要としてくれる仲間、広げていこうとする仲間がいる限り、続けたいと思いました。事件については、近日中にコメント出します。


修了後は全員が懇親会も参加。久々にカフェ2階さんでおいしくいただきました。カフェ2階さん、いつもありがとうございます!!


今回延期となった、メンバーの体験発表ですが、時期をみてまた企画します。お楽しみに。


次回と次々回のオルかな茶は、前回大好評、「夢地図ワークショップ」です。前編後編と2回にわけて行います。


楽しく作業してセルフケア。来月は夢地図の講義です。
ぜひいらしてください。

 

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【8月28日、運営会議と、体験発表プチ講演会2やります】

今月のオルかな茶では、今年度4-8月の活動、会計報告と、今後の活動について、運営会議をやります。

 

持ち込み企画、お待ちしております。

 

応援会員さんも募集開始し、いよいよオルかなも、具体的な将来像をイメージしていく段階になりました。

 

今まで通り地道な活動をしていきながらも、夢や目標を持って進んで行きたいです。

 


そして、前回のプチ講演会を聞いたメンバーから、自分も発表をやってみたい、という申し出がありました。急遽開催します。ぜひご参加ください^_^

 

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【オルかな茶13 体験発表プチ講演会、開催しました】

7月31日、オルかなメンバー2名による、「精神医療の体験発表プチ講演会」を行いました!

 


発表するメンバーは1か月以上前から、何を話すか、資料はどうするかなど、緊張しながら密かに準備を進めていました。

 


私はその過程や、彼らが発表をやってみようと決意するまでの想いを知っているので、とても感慨深いものがありました。始まる前から感動モード!!

 


当日は、体験発表に関心を持った方達がたくさん参加してくださり、オルかな茶史上、最大参加人数となりました!!

ひとつのお部屋に入りきれず、熱い会となりました。嬉しい悲鳴です。

 


発表はそれぞれ、どんな経過で精神医療につながったのか、そこからどんな治療や薬を飲んでいたのか、なぜ減断薬をしようと思ったか。などなど、正直に、そしてわかりやすく語ってくれました。

 


そして何よりもすごいなと思うのは、精神医療や薬の問題、そして社会に対しての怒りや悲しみ、恨みもありながらも、それだけではなく、その先の自分の生き方や、オルタナティブ活動についての想いを、熱く語ってくれたことです。

 


それぞれ、すさまじい体験をしています。
自分だったらこんなふうに思えるだろうか。

 


彼らや、精神医療を体験しながらもオルかなに来て活動をしようとするメンバーを、私たちはこころからリスペクトします。

 


当事者?支援者?家族?一般市民?立場はあっても、私たちは区別しません。みんなが当事者、みんなが同じ思いで動く、メンバーです。

 


発表後は、質問や自分はこうだった、など活発な意見交換ができました。だいぶ手ごたえを感じましたし、もっとたくさんの人に聞いてもらいたいなと思いました。

 

じっくりと企画をあたためて、どこか違う場所でも開催したいと思います。


発表してくれたお二人、そして当日参加してくださった皆様、ありがとうございました!!

 


ちなみに、別のメンバーから申し出あり、次回のオルかな茶でも、プチ講演会をすることになりました!

 


運営会議もありますので、ぜひご参加ください☆

 

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8月7日は、「サードオピニオン・神奈川」です。

何年もうつ病を患って中々治らない。


双極性障害と診断されているが、度々、気分変調の度合いが悪化している。


統合失調症の治療を受けているが、大量の薬物治療を受けている。


子供に向精神薬治療を行っているが副作用が心配。


減薬をしたいが、どうするべきか分からない。

 

医療とは別の視点での解決策を探ります。


問題解決・自己決定に必要な情報提供(処方分析、減薬情報など)。


リカバリーモデルの実践。


さらには、他の参加者との対話のなかで、問題解決のヒントを探ります。

 

入退室自由、匿名での参加も可能とします。


MCは、中川聡(全国オルタナティブ協議会主宰)。

多彩なメンバーが参加します。

 

 

参加ルール:


この場では、問題の専門家は、当事者であり、支援者や医療者が問題を解決するのではありません。


それぞれは、相互に問題解決のサポータ-となります。


当事者にとっては、自己の問題解決能力の向上。支援者、医療者にとっては新しい問題解決の手法を探る場として活用頂きたい。

 

参加費用:1000円

 

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8月7日(日)14:00~17:00
二俣川Cafe space2階
https://www.facebook.com/二俣川Cafe-space-二階-541937235955568/

主催 全国オルタナティブ協議会、神奈川オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会
参加申し込み&問い合わせ:info@alternativejapan.org
電話:090-4628-3605

 

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7月31日は、オルかな茶13「精神医療体験プチ講演会」必見です。

オルかなのお茶会、オルかな茶。

 

13回目は、

「オルかなメンバーの、精神医療体験プチ講演会」


を開催します☆

 

オルかなメンバーが数名集まり、それぞれの体験や思いを語ります。

 

どのような流れで精神医療につながったのか、そしてどうやって減断薬され、いまどんな生活や状況なのか。

 

そして、オルタナティブ活動への思いも語ります。

 

この国の精神医療の仕組みのおかしさ、理不尽さを思いながらも、批判や問題提起だけでは終わらない、【オルかな】ならではの、体験発表になるはずです。

 

登壇メンバーはみんな、ひたむきで優しい、ステキなメンバーたちです。

 

彼らの語りを聞いて、一緒に学びませんか。

 

お待ちしております☆

 


また、オルかなに興味のあるかた、精神医療や薬のことで話をしたい、聞きたいというかたも。どなたでも参加できるお茶会です。

ぜひご参加ください。

 


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2016年7月31日(日)14:00~17:00

定員があるため、事前申し込みが必要です。
こちらのページに参加ポチするか、メールでお知らせください。

al_kana2014@yahoo.co.jp

参加費:無料※カフェ2階さんで必ずドリンク注文してください☆
オルかな寄付金箱に、応援お願いします!

 

オルかな「応援会員」さんも、募集開始しました。

年会費3,000円。

オルかなを応援したいと思ってくださるみなさま、ご入会をお待ちしております☆

 

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修了後に、軽く懇親会をやります。
※こちらも定員があるので、事前申し込みしてください。
参加費:1人、1500円+ドリンク代(お酒1杯500円、ソフトドリンク350円~)

 

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【大盛況に感謝☆高齢者医療介護勉強会3、開催しました】

「精神薬ゼロを目指す特養から学ぼう!」大成功に終わりました。

 

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たくさんの方の参加をいただき、当日は72名、集まりました。
講師のお二人の語るテーマが、多くのかたの関心を集めた結果です。講師のお二人には本当に本当に、感謝です。


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最初に私たちオルかなの活動報告をさせて頂きました。なぜこのような、精神薬に関する勉強会をやっているのか。代表みつはしって誰だよ?どんなメンバーがいるの?そんな話です。オルかなを知らない多くの人に、知っていただく機会となりました。

 

 

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講演1は、看護師のなな草さん。「精神薬の問題、在宅支援の現場から」というテーマで、地域包括支援センターで直面する、高齢者のかたの多剤処方の問題を、リアルな事例を出しながら語ってくれました。

 

認知症という病気の宣伝が過剰に行われている「医療化」の問題、そうやって不安を煽っておきながら、その状況を支えるしくみが地域につくられていない現状。

 


薬は危険と思いながらも、必死で介護するご家族や認知症ご本人が精神薬を飲むことを、ダメとは言えないもどかしさ。

 

ご家族がそうせざるを得ない危機的状況に追い詰められる、孤立してしまうこと自体が、社会問題なのだとあらためて認識しました。

 


そんな中、なな草さんが現場で出来る事を地道に取り組んでおられる姿に、とても勇気づけられました。会場には看護師さんもたくさん来られていました。多くのかたの心に響いていたと思います。

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講演2は、ときわの杜の施設長、奥山さん。他業種から、ふとした縁で福祉業界に。入居者さんの薬の多さに驚き、食事で元気にしたいと思いたちます。そして、突然死されてしまったかたに直面したことで、独自に精神薬やこの国の精神医療のことを勉強し、仲間を増やし、嘱託医を変え、減薬に取り組まれてきました。
嘱託医、管理栄養士さんとともに、ビタミン、カルシウムマグネシウムなど栄養面も学びながら、現場の介護職とも連携して少しずつ、入居者さんの減薬をしていきました。話して頂いた事例の方たちの話は、他では聞いたことがなく、そうやってできるんだ、と参加者のみなさんも驚いておられました。

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しかし、あくまでもこれはときわの杜での取り組みです。
これがすべてではないし、とにかくお1人お1人の状態を見ながら、そして現場職員にも無理をさせないように手探りでやっていった結果だそうです。

 


その過程は、さらっとお話ししてくださいましたが、大変なご苦労と、周りからの非難をたくさん受けながらのものでした。方針の合う嘱託医や産業医を見つけるのにも、ご苦労されています。

 


しかし、医師を味方につけてからの動きは早かったそうです。やはりこの国では、医師を味方につけないと苦労する、という仕組みになってしまっていることを、あらためて感じました。

 


奥山さんのような施設長さんが全国に広がったら、高齢者のみなさんがもっと元気になれると思いました。

 

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一方で、会場からの質問もありましたが、施設であれば施設長や法人の方針があれば入居者さんへの対応は良い方に統一されていきますが、在宅介護の現場では、主治医もそれぞれ違い、家族が大変な思いをされて介護している中で、一度飲んでしまっている薬を減らす、やめるという取り組みは、とても難しいのだと思います。

 


私たちオルかなは、医療や薬のすべてを否定しているわけではありません。そうせざるを得ない状況をどうしていくのか、少しでも薬に頼らない地域を作るにはどうしたらいいのか。多くの市民のみなさんと考えていきたいと思っています。

 


講師の堀川さん、奥山さん。
参加してくださったみなさま。ありがとうございました!

 


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当日は、【オルかな応援会員さん】の募集も開始しました。
さっそく、15名のかたが入会してくださいました!
今後も、各イベント会場で入会できます。
年会費3000円です。
オルかなを応援したい!と思ってくださるかたは、イベントに来ていただくか、お問合せください。

 

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【親子トークライブ2!開催しました】

3月に続き2度目の開催でした。

参加者は少なかったですが、通りすがりにちらっと足を止めて聞いてくださる方もいたり、すぐそばのソファーで本を読むかた、お子さんたちもいて、何となくかじり聞きしてくださったかたも多かったように思います。


開始前にはまさかの親子ゲンカ?があり、ちゃんと話してくれるのか、司会としては、だいぶヒヤヒヤしましたが(笑)、そこはすてきな親子ですね、しっかり話して、話すうちに仲直りしていたような、おもしろいやりとりでした。もっと多くのかたに、この親子のリアルさを体感してほしかったですね!(笑)



「長い目で見る。すぐにこの子はこうだ、こうしなきゃ、と決めないこと。待ってあげること」


「親の直観、愛情を持ってその子を見ること。学校や医師などの言うことを、そのまま信用しないこと。」


が大事だという話がとても印象に残りました。


色んな情報がたくさん、しかもすっごいスピードでめまぐるしく変わっていくので、何だかすぐに結果、すぐに対策、早く何とかしなくては、と不安や焦りにあおられるような時代になってしまったんだなと、あらためて思いました。


おおらかに、のんびりと。


「生きてればそれで十分なんだから」


このおもしろ親子、またどこかで登場してもらおうと思います☆
とてもシンプルに、たいせつな事を言ってます。

 

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