神奈川オルタナティブ協議会  【オルかな】公式ブログ

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7月9日開催・サードオピニオン会in二俣川のご報告

去る7月9日(日)に開催された【オルかな】主催のサードオピニオン会in二俣川
当日の会の様子をご報告します。

例によってMCの中川聡(全国オルタナティブ協議会代表)の近況報告から開始。
自身の母親の介護のこと、名古屋クラブハウスが営業開始したことなどを伝え、
英国での研究をもとにGoogle翻訳の手を借りて作成した資料
「主要な精神病症状の病歴のない患者において、精神病の治療以外の理由で処方された
ドーパミン拮抗薬の突然の中止後の精神病症状を報告するケーススタディ
を参加者に配布し、統合失調症の患者が抗精神病薬を断薬した際の離脱症状が、
薬の投与量と期間によってどのように現れ方が違ってくるかについて解説し、
それから対話のセッションへと入っていきました。
(※今回は【オルかな】代表の三橋淳子は所用のため欠席でした。)

会場での発言から(大意):
・最近のGoogle翻訳は優秀。英語の論文の翻訳など、すこし手直しするだけで
日本語で読めるようになる。
・大学受験浪人中、精神科につながった。
・韓国ではリタリンを受験生に処方するクリニックが乱立していた。
抗うつ剤がドーピングに用いられている実態がある。
・2000年代のうつ病キャンペーンは意識高い系の人・インテリが一番罠にかかった。
・元当事者の女性、9月に出産をひかえて戦々恐々と聞いている。
自死した娘の薬、友達からは処分したら?と言われるが、
これだけのものをどう扱ったらいいか迷っている。
・薬飲み続けて仕事が続いた事例を知らない。 
・自身の経験に基づき、ADHDなどについての情報をYouTubeで発信している。
エリック・バーン『人生脚本のすべて』を読み、人のためではなく
自分のために生きていっていいんだと思えるようになった。
・福祉の現場で働いていたころ、同じ仕事しているのに障害者枠の人は
日給500円で、私は時給1,000円以上なのが申し訳なかった。
・デイサービスで子ども相手にするのは疲れる。そこから帰宅したら
さらに夕飯を作らなければいけない。
・相手方の弁護士が何と主張してくるか、
それが怖くて裁判に踏み切るまでに5年かかった。
・昔は産後の肥立ちが悪い、というのは常識だったが現代ではその状態を
産後うつだとして精神医療につなごうとする。
ジプレキサ飲んでたら普通に生活できなくて当然。
・減断薬に取り組んでいる福祉事業所は利用者がみな一般就労できるように
なるので事業所としては大赤字。
・特例子会社は親会社が障碍者を受け入れたくないから作っている。
・福祉事業所に6年間勤めたが、自分の中の疑問に答えは出なかった。

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電車の中、店舗の中、サードオピニオン会のようなイベント会場でも
マスクを着用「していない」人の存在確率が上がりつつあるこの頃です。
いわゆる「コロナ禍」とは、何であったのか?という
検証の時期が訪れているのではないでしょうか。

ここで、かつて横浜市瀬谷区・旭区・戸塚区で保健所所長を務めていた
ワクチン研究者としての経歴を持つ医学博士・母里啓子(もりひろこ)氏の
著作『インフルエンザ・ワクチンは打たないで!』(2007年)から、
興味深い記述を紹介します。

『・・・インフルエンザ・ワクチンはほとんど効かない
ワクチンなのです。なぜインフルエンザ・ワクチンは効かないのでしょう。
最大の理由はインフルエンザ・ウイルスの持つ特性にあります。
インフルエンザの病原菌であるインフルエンザ・ウイルスは、絶えず変異します。
ウイルスが人間などの生命体に感染し、その体内で増えていくときに、
ウイルスの遺伝子構成が変わることがあります。
ウイルスの遺伝子構成が変わることを「変異」と言います。この
「絶えず変異する」というのがインフルエンザ・ウイルスの特性なのです。』

『2000年のことです。厚生省が「インフルエンザはかぜじゃない」という
ポスターを作りました。当時、私のいた横浜の衛生局では「ない」の部分に
紙を貼り、「インフルエンザはかぜじゃ」に直して張り出したものです。
インフルエンザは、まぎれもなくかぜの一種なのですから。
「かぜ」は正しくは「かぜ症候群」といいます。ウイルスや菌が鼻やのどから
入り込み、鼻水、くしゃみ、発熱や倦怠感、腹痛、その他さまざまな症状を
引き起こす病気のことを、すべてひっくるめて「かぜ」といっているのです。』

『・・・どうして多くの医師たちはインフルエンザ・ワクチンを奨めているのでしょうか。
はっきり言ってしまうと、インフルエンザ・ワクチンを扱うと、医師は儲かるから、
なのです。
(中略)
はしかなどの予防接種とは違い、毎年毎年、
あらゆる年代に打てるのですから、こんないい商売はありません。
(中略)
100人が病院へ打ちに来てくれれば、たったの1日で20万円の利益です。
インフルエンザ・ワクチンのおかげで、職員のボーナスを出せた、と喜んでいる話を
よく聞きます。』

いかがでしょうか。
新型コロナについても、一部の志ある医師たちは「単なる風邪である。」と
主張してきました。
そうした主張に対するバッシングの激しさも、我々の記憶に新しいところです。

コロナ・ワクチンはなぜ6回も7回も接種する必要があるのでしょうか?
第8派、第9派、・・・と次々現れる「変異株」対抗するためだとされています。
しかし、風邪であれば、絶えず変異するのは当然です。

実際のところ、「コロナ禍」とは何であったのでしょうか?
コロナ・ワクチンの集団接種の本当の目的は・・・?
精神医療、向精神薬とその被害の歴史について学んできた方々にとっては、
容易に想像のつく話ではないかと思います。

母里啓子氏は、本書の続編とも言える2017年の著作『もうワクチンはやめなさい
においても、ワクチンで病気を防ぐという発想のおかしさ、現代日本では必要な
ワクチンはほとんどなくなっていること、ワクチンの多くは営利目的であること、
実際に集団接種が実施されているワクチンの危険性と無効性について、
筆を尽くして説明しています。

母里氏は、2021年10月に亡くなりました。
偉大な先人の警告を生かすことなく歴史的愚行へと突き進んでしまった我々に
できることは、せめて今からでも彼女が遺した言葉を語り継ぐことではないかと
考えます。

インフルエンザ・ワクチンは打たないで!


【動画】母里啓子氏インタビュー(2020年7月)

fb.watch






(オルかな事務局 黒柳)